外国人陶芸家の中でも人気の高い「利茶土ミルグリム」の秀逸作品になります。作品は少し大きめの刷毛目模様が鮮やかな菓子器で、勿論、本来の用途で使用されても良いですが、刷毛目のデザインがとても綺麗なので、そのまま飾られることをオススメします。箱も共箱で共布もついた間違いない真作となります。和陶芸作品ですが、見てのとおり、とてもオシャレで洗練された、外国人陶芸家らしい作品です。デザインもシンプルなものですが、みていると吸い込まれて、ずっと見ていられる感じです。美術館で気に入った作品の前で足が止まるような。この時代の、外国人作家はとても人気で、利茶土ミルグリムも、コレクターズには人気作家の一人です。最近は、お茶を嗜む方が少ないため、コレクションとしては、お茶碗等よりオススメです。なかなか市場に出回らない作品で巡り会える機会が少ないかと思います。ぜひ、この機会にご検討ください。宜しくお願いいたします。今後、益々、評価が高まる外国人作家の一人ですので、美術作品として持っておかれて損はないと思います。利茶土の略歴は下記のとおりです。【利茶土ミルグリム】米国ニューヨークに昭和30年生まれる昭和52年に来日、一年間全国の窯元を巡る。大学卒業後の54年に再来日し京都の陶芸家岩淵重哉に師事し同時に茶道を学ぶ。　萩の田原陶兵衛、備前の藤原雄、美濃の加藤光右衛門のもとで修業。60年京都府下に築窯、裏千家家元鵬雲斎により利茶土窯と命名される平成12年米国マサチューセッツ州に居を移し日米で制作16年コンコードの窯を鵬雲斎が古今窯と命名。日米で個展多数開催志野、織部、黄瀬戸、美濃伊賀、引出黒、朝鮮唐津、白変釉、黒白釉、古今釉、アメリカRAKU、茶灰釉など従来の釉薬に加え独自の釉薬を創作するなどして、利茶土ミルグリムの世界を造り上げました。