キングストンのハイカットです。2004年頃のスポットモデルです。良い意味でパトリックらしくないモデルですがタウンユースのブーツとしての完成度はかなり高いです。分かり難い例えですがPlusラインの代表的なモデル、トレンプを外羽根にしてハイカットにした感じです。コパの張り出しはほとんどなく、シャープなワークブーツと言った印象です。アッパーのレザーにガンメタリック塗料が吹き掛けられ、履き込んで行くと塗料が剥げていく仕様です。ベースレザーカラーはチョコです。アウトソールはビブラムソール。サイズは42 26.5cm程度ですが大き目の造りです。シュリー、スタジアムなどと比較すると43相当はあると思います。マッケイ製法が採用されていますのでブーツタイプの中では軽量でソールの張り替えも可能です。アウトソールの減りはほぼなし。アッパーつま先に塗料剥がれが擦り傷の様になっています。塗料がかなり剥がれ、元々のレザーの色とまだら位になった方が見た目的には良いのですが、着用回数が少ない為かなりガンメタ塗料が残っています。箱がありますが劣化が激しいです。パトリックのモデルの中でもトップクラスに発注量の少ないマニアックなモデルです。同型のワープブラックも所有していますので、殆ど出番のないチョコを出品します。画像最後の2枚で私物ワープブラックとの比較をしています。ワープブラックの方が履いています、エイジングの参考になればと思います。